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大型トラックのドライバーになってみて③

大型トラックのドライバーになってみてシリーズ第3弾

2024年問題と最近騒がれていますが...
まあ、法律でトラック運転手の残業時間の規制をさらに厳しくしますというような内容からなんですが。
今まではトラックの運転手などは、残業規制が暫定でゆるく設定されてたものを撤廃しますということになりました。

トラック運転手って昔は稼げる職業だったのかもしれませんが、今は全然です。
そもそも基本給が低い!
基本給が低いから残業手当のみならず各種手当も低い!
だから残業しないと稼げないから、残業してたのに…

その残業も規制されてしまう。


他の業態から転職した私から言わせてもらうと

そもそも残業ありきの働き方をしないと稼げないという給与形態を延々と続けてきた、運送業界そのものが今回に事態を招いたと思ってます。
そしてそういう給与形態に運送会社がしなければならない状況を作りあげた、荷主各社。そして日本産業界、経済界が事態を招いた!

まあ結局は、回りまわって自分たちで自分たちの首を絞めた結果ですね!


またトラックドライバーって職業は…
ただ運転してるだけではなく、荷役作業やら本来なら荷主がやらなければならないような作業までやらされてるのが実態です。
そういう作業をして、きちんと報酬をもらっているならまだ良いのですが、もらってないのが実情。

また荷主と運送会社の契約がどうなってるか?ドライバーは知る由もなく、例えば荷主から付帯作業の報酬をもらっていてもドライバーの給与に反映していない、運送会社の懐に入ってる場合もあります。

こんな低賃金で本業以外の付帯作業が付きまとう、とっても不透明な業態に就労しようと思う人が少なくなるのも当然なのかな?
と思います。

私の場合は、たまたま業界でも大手の運送会社に入れたのでそこまで不透明な感じはないですが…
でも給与は作業内容を考慮すると、他の業態に比べて低賃金だと思います。

これが、もし下請け、孫請けをしているような中小の運送会社だったら…
とっくに辞めてますね!


もしこれからトラックドライバーになろうなんて思ってる人がいたら

まず大手の運送会社の求人を探すことをおすすめします。大手だから条件が良いとは思いませんが、業務内容、賃金体系はあるていどは透明度があると思います。
業界を変えていくことができるのは、やっぱりある程度の影響力がある大手企業しかないと思いますよ!


あとトラックドライバーなんて誰にでもできるだろ!
みたいな風潮がありますが…

誰にでもできる仕事内容では、決してありません。
中途半端な気持ちで、この業界にくると後悔します。いや後悔する前に逃げ出すでしょう!
そのあたりはよう考えて選んでください!

求人は多いですが、誰にでもできる仕事ではありません!


2024年問題、どんな決着するんでしょうかね?
日本の経済そのものが変わっていかないと、どんどん酷くなっていくんだろうなぁ

今までの物流を見下していた、荷主各社、日本経済のつけがまわってきたね!

それでは